「雨降って地固まる」の息吹と、海を渡る青空!焦らず見極める、おばちゃんの極上スープ時間
ごきげんよう、皆様。ようこそ我が家へお越しくださいましたわ。 昨日は急に強い雨が降ったりして、お足元の悪い一日でございましたけれど、皆様お変わりなくお健やかにお過ごしかしら? 今日は、心をほっと落ち着かせてくれる、香り高い自家製のハーブティーをご用意いたしましたの。どうぞ温かいうちに召し上がって、ゆっくりとお話ししましょうね。
さて、昨日、6月4日の東京市場は、少々荒れ模様の「お天気」でございましたわね。 日経平均株価は一時、前日比で1300円を超える大幅な下落を見せ、最終的な終値は前日比 931円44銭 安の 6万7470円69銭 となりましたの。 前日に史上初の6万8000円台を突破したばかりでございましたから、この急な下落に少しハラハラされた方もいらっしゃるかもしれませんわね。
日経平均の雨降りと、成長の土壌を育む三つの足跡
昨日のような大きめの下落を目の当たりにした時こそ、慌てて市場から逃げ出すのではなく、少し遠くから全体像を眺めることが大切ですの。 私たちが歩んでいる投資の道のりを、短期・中期・長期の三つの時間軸から丁寧に紐解いてまいりましょう。
三つの時間軸で見る市場の呼吸
- 1週間の短期トレンド 今週は史上初の6万8000円台到達という、歴史的なお祝い事がございましたわね。昨日の急落は、その山登りの途中でちょっと立ち止まって 「深呼吸」 をしたようなものでございます。 ずっと走り続けることは誰にもできませんもの。息が切れる前に少し呼吸を調える、極めて健全な「スピード調整」だと受け止めるのが、大人の余裕というものでございますわ。
- 6ヶ月の中期トレンド 昨年末からの力強い上昇チャネルは、びくともしておりませんわ。 各企業の素晴らしい決算や、自社株買いといった積極的な株主還元の姿勢は、何一つ変わっておりませんもの。この「大地の栄養」がしっかりしている限り、少々の夕立が降ったところで、私たちの木が枯れてしまうようなことはありませんのよ。
- 3年の長期トレンド ふと、3年前のノートをめくってみましたの。あの頃は3万円台前半で「高値圏かしら」なんてお話ししていたのですから、今や 6万7470円台 でございます。 まさに、小さな鉢植えだったミントが、今や庭いっぱいに青々と生い茂っているようなものですわ。日々のさざ波のような値動きに惑わされず、この雄大な成長の軌跡(樹形)を信じることこそが、心を穏やかに保つ最大の秘訣でございますの。
海の向こうの青空と、160円の追い風がもたらす世界
さて、世界に目を向けてみますと、とても興味深い現象が起きておりますのよ。
東京市場では、過熱感のあったAI関連や半導体関連の銘柄に利益確定の売りが急がれ、それが下落の主導役となりましたわ。 これを家庭のお料理に例えるなら、美味しいスープをコトコト煮込んでいるときに、表面に浮かび上がってくる 「アク」 のようなものですの。 美味しいスープを仕上げるためには、途中で 「アク取り」 をして、余分な雑味を取り除く必要がございますわね。昨日の下げは、まさに市場の雑味を取り除き、より澄んだ強い相場を作るための必要なプロセスだったと言えますわ。
そして何より心強いのは、アメリカのマーケットですの! 昨晩のNYダウは、なんと 874ドル86セント も力強く反発し、終値で 5万1561ドル93セント を記録いたしましたのよ! 我が家の庭で雨が上がったかと思えば、お隣の国ではすでに美しい青空が広がっているようなものですわ。このアメリカ市場の力強い足取りは、近いうちに必ず日本のマーケットにも温かい風を運んできてくれるはずですわ。
為替相場も、 160円02銭 近辺と、安定した円安水準を維持しております。 これは日本の優れた輸出企業にとって、引き続き強力な追い風(隠し味)となって機能してくれますのよ。
👵 今日のおばちゃん投資格言
実は、今でこそ偉そうに分析などしておりますわたくしも、若かりし頃は本当に愚かでございました。 「絶対に値上がりする」という他人の噂話や、雑誌の華やかな見出しに飛びついて、大切なお金を一度に失うという大失敗をしておりますの。 あの時はショックのあまり、何週間もお布団から起き上がれず、天井を見つめては涙を流す毎日でございましたわ。 けれど、その暗闇の中で「これではいけない」と一念発起し、レシピ本を丸暗記するように企業の決算書やチャートを夢中で自習いたしましたの。その血の滲むような日々が、今のわたくしを支える知恵となっております。
そんな経験から生まれた、わたくしの手帖にある大切な言葉を皆様に贈りますわ。
「アクを取る、お鍋の底に旨味あり」 (相場の急な調整や下落は、お鍋の表面に浮き出たアクのようなものですわ。それを丁寧にすくい取ることで、スープはより澄んで美味しく仕上がりますの。一時的な下げに惑わされてお鍋ごとひっくり返す(すべて投売りする)のではなく、底にある本質的な企業の強さ(旨味)をじっくりと信じること。これが、美味しい果実(利益)を手にする秘訣でございますのよ)
皆様は、お鍋を火にかけているとき、少しアクが出たからといって、焦ってお鍋をひっくり返したりなさいませんわね? 投資もそれと全く同じ。市場の表面的なノイズに惑わされず、底にある 「自分だけの軸」 をしっかり持って、コトコトと弱火でじっくり資産を育ててまいりましょうね。
皆様は最近、市場の急な値動きを目の当たりにして、焦って余計な手を加えそうになってしまわれませんでしたかしら? ぜひ、今日淹れたお茶を飲みながら、ご自身の歩みを温かく振り返ってみてくださいね。
本日も、最後までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。 それでは、ごきげんよう。